カンカレの軌跡
2022年8月5日〜8日
横浜国際水泳場にて第95回関東学生選手権水泳競技大会が開催された。
「4部制最後のカンカレを神大の1部校優勝で終える」ことを目標に漢たちの戦いが始まった。
予選からベスト更新者&決勝進出者が続出。
神大男子の勢いをアピールできた試合だった。
しかし結果は2位。
「この悔しさはインカレで必ず返す。」
女子のインカレ三連覇に向けて
まずは男子がカンカレよりもさらに自己ベストを更新し、女子を後押しする!
200m IM 2年 佐藤 貴道
今年の関カレでの男子チーム目標は「関東学生選手権総合優勝」、個人では200m.400m個人メドレーで「二冠」を掲げて練習に取り組んでいました。
昨年のカンカレでは、200m個人メドレーで3位、400m個人メドレーで4位とチームに迷惑をかけたので、今年は何がなんでも優勝することしか考えていませんでした。
カンカレ当日では、午前中に女子が男子を後押しするレースやチームに勢いを与えるレースをしてくれたおかげで、僕もやらなければいけないと感じました。
200mでは優勝することができましたが、400mでは最後の自由形でバテてしまい、3位という結果で終わってしまいました。チームも5.5点差で総合2位という結果で終わり悔しいカンカレになりました。
しかし、チーム力だけならどこの大学にも負けていなかったと思います。レース前のグータッチ、レース後の選手に「お疲れ様」の声かけなど、最初で最後のこのチームで本気で優勝を目指すことができて本当に楽しかったです。
最後に、インカレでは女子総合三連覇という目標を掲げています。
カンカレでは女子に背中を押してもらった分、インカレでは男子が女子の背中を押せるように最高のレースをしていきます。
これからも神奈川大学水泳部の応援をよろしくお願いします。
100m Fly 3年 西田 拓郎
今年の夏は、私の水泳人生で始めてバタフライと背泳ぎで挑む夏になります。自分自身この夏に対して、不安や何処まで挑戦できるか楽しみです。
今年の、男子チーム目標であった「1部優勝」という目標を掲げ臨みました。惜しくも2位ではありましたが、全員が目標達成に向けて本気で取り組んだからこそ、チームでのベスト率が過去一番高い試合となりました。
インカレは、カンカレ以上に厳しい戦いになります。チームに対する想いの強さを結果で表現し、最後までチームの為に戦います。今年は男子もA決勝やB決勝を狙える選手が多く揃っています。その中で私が表彰台に登り、神大チームに勢いと希望を与えます!
1500Fr 4年 佐々木 龍希
今年は、神奈川大学生として泳ぐ最後の年となるので、『次世代に繋がるレースをする』と決めていました。
昨年の関カレでは、1500m自由形と400m自由形で二冠することができ、今年は二連覇というプレッシャーの中でのレースとなりましたが、後輩達のたくましい姿と、4年生の意地で、1500mを二連覇することができ、チームに勢いを与えられるレースをすることができました。
男子総合優勝という目標を掲げていたのですが、惜しくも1位と5.5点差で総合2位となってしまいました。
しかし、私は仲間とここまで戦い抜けたことがとても楽しく、幸せで嬉しかったので悔いはないです。
インカレでは、女子総合三連覇をという目標があります。
カンカレでは女子に支えてもらったので、その分、今度は僕たち男子が女子に勢いをつけれるような姿を見せて、女子の総合優勝に貢献していきます。
今年のチームは強いです。楽しみにしていてください。
そして、みんなで頂点の景色を勝ち獲りに行きます!
リレー種目4年 角 俊介
今年の男子インカレ目標として、「リレー3種目のA決勝進出」を掲げています。
そんな中、挑んだカンカレでは、全国決勝レベルとの差を痛感しました。
結果を意識しすぎて固くなった4×100mフリーリレー。
隣でインカレA決勝ラインのタイムを見せつけられたメドレーリレー。
4人全員が力を100%出し切ることの難しさを知った4×200mフリーリレー。
インカレで望む結果を出すために、課題を見つめ直す貴重なレースとなりました。
神大男子がリレーにおいてA決勝進出を掴んだのは、2017年の4×100mフリーリレーのみです。
今年は3種目で、A決勝進出を達成できるメンバーが揃っています。
このチャンスを物にして、目標達成・新たな歴史を築きます。
入学してからずっと憧れていた、あの「A決勝の舞台」に立ちたい。
私たち4年生がカンカレでの悔しさを晴らせるのは「インカレ」でしかない。
最後まで、1レースごと全身全霊を賭けて挑んでいきます!
もう一度起こしましょう。
あの奇跡を。
そして魅せましょう。
あの感動を。
総評 男子主将 4年 山下 諒
関東学生選手権総合優勝という目標を掲げていましたが、結果2番で幕を閉じました。
上位に食い込む活躍、ベストタイムを大幅に更新するサプライズがあり、男子も全国で戦えるチームに成長していることは間違いないと確信しています。
日本学生選手権では、男子も午後の決勝に多くの選手が進み、午前午後ともに男子のレースで女子を後押ししていきます!
ここからもう一つギアを上げ、日本学生選手権女子3連覇に向けて、全員で突き進んでいきます!